感染症関連

感染症関連

ウイルス感染により心血管疾患リスクが上昇する

はじめに 心血管疾患は、2021年時点で全世界の死因の第1位であり、年間約2050万人の命を奪っています 。私たちはこれまで、高血圧や脂質異常症、糖尿病といった伝統的なリスク因子に焦点を当ててきましたが、近年、それらとは異なる「隠れた引き金...
感染症関連

帯状疱疹ワクチンは認知症治療薬?発症のみならず、その進行を抑制

はじめに 認知症。この不可逆的な神経変性疾患は、現代医学において最も厚く、そして高い壁として立ちはだかってきました。アミロイドベータやタウタンパク質といった特定の分子標的に対する創薬研究がしのぎを削る中、今、全く異なるアプローチが世界に衝撃...
感染症関連

新型コロナ感染症の遷延する後遺症(Long COVID)は女性に多い

はじめに パンデミックの初期、私たちは一つの明らかな統計的事実に注目していました。それは、急性期の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)において、男性の方が重症化しやすく、死亡率も高いという事実です。しかし、ウイルスが去った後に残る「...
感染症関連

成人RSウイルス感染症がもたらす「1年後」までの心血管イベントリスク

序論  呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、長きにわたり小児科領域、あるいは高齢者の「風邪」の原因ウイルスとして認識されてきました。しかし、2025年にJAMA Network Openで発表されたHviid氏らによるデンマークの全国コホート...
中枢神経・脳

帯状疱疹ワクチンが認知症リスクを低下させる

研究の背景と重要性 近年、神経向性ヘルペスウイルスが認知症の発症に因果的役割を果たす可能性が指摘されてきました。特に、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)や単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)は、神経炎症や血管障害を引き起こし、アミロイドβの...
感染症関連

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは何か 帯状疱疹(ヘルペス・ゾスター)という名前を聞くと、多くの方は「痛みを伴う発疹」として認識しているでしょう。早期に治療しないと、非常に辛いものです。しかも、発症部位によっては、特に顔面など、より辛い思いをします。しかし、この...