ED外来

ED(Erectile dysfunction;勃起不全)を解決・軽減することで、ウェルビーイング(well‐being)を高めることを目指します。

「EDは循環器疾患」

糖尿病患者の35-90%、高血圧患者の67%、虚血性心疾患患者の約65%がEDを有し、また生活習慣病で外来通院する30-70代の患者の81%がEDとの報告(Circ J 2003;67:656-659)もあります。「EDは循環器疾患」と言って良いほど、循環器領域と密接な関係がありますし、非常にありふれた問題なのです。あなただけではありません。

【ED外来:対面診療】

※ 基本的には自由診療(自費)となります。
(保険診療になる可能性もあるため、念のため保険証をご持参下さい。)

・初診料 2,000円+処方費用(+検査費用)
・再診料 0円+処方費用


EDは循環器疾患という視点で捉えますので、心血管リスクが高そうな方は安全性を考え、検査を行う場合があります。

【ED外来:オンライン診療】

オンライン診療も可能です(並存疾患により対応できない場合もございます)。
自由診療(自費)となります。

・初診料 2,000円+処方費用
・再診料 0円+処方費用


オンライン診療の流れとしては、以下の通りになります。

① 問い合わせフォームからオンライン診療の希望を送信
② 当方からメール返信
③ オンライン診療(zoom)、処方内容の相談・決定 
④ 診療費、処方費用のお支払い(銀行振込/QRコード決済)
⑤ 振込確認後、処方郵送(レターパック)

※ zoomが難しい場合は、代替案のご相談に乗ります。

・処方薬 郵送の場合の送料(2024.2.26 改定致しました)
  1万円(税込)以上 :送料無料
  1万円(税込)未満 :500円(税込)

【取扱薬と処方料金】

・タダラフィル 5mg 1錠 240円(税込)
 (ジェネリック)
・シルデナフィル 50mg 1錠 770円(税込)
 (ジェネリック)
・バイアグラODフィルム50mg 1枚 1,100円(税込)

 (先発品)

(予告なく変更する場合がございます)

【添付文書など】
・タダラフィル 錠5mgZA「サンド」(サンド):添付文書、副作用など
・シルデナフィル 50mgVI「YD」(陽進堂): 添付文書、副作用など
・バイアグラ(ファイザー ):添付文書、副作用など

【EDとウェルビーイング】

ED(Electile Dysfunction)とは、勃起不全のことです。全く勃起しない状態はもちろんEDですが、以前ほど硬くならないとか、勃起するけれど途中で萎え気味になってしまうなど、満足のいく性行為ができないというケースもEDに含まれます。性行為の頻度は、人間の幸福度(ウェルビーイング)と強い正の相関があります。日本ではやや他人に隠しがちな話題ではありますが、豊かな人生を送るためには、豊かな性生活が非常に重要な要素なのです。EDが豊かな人生の障害になっている場合は少なく、ED治療を施すことでご本人の、そしてパートナーのウェルビーイングが向上することが示されています(European Urology Supplements, Volume 5, Issue 13, 773 – 778(September 2006))。

【循環器専門医による安全なED外来】

心臓病や糖尿病、生活習慣病を患っている方、あるいはご高齢の方は、EDに罹患する確率が高いです。反面、持病があるからという理由で、勃起不全治療薬の処方を断られるという医療機関もありますし、逆にリスクを全く考慮しないでただただ機械的に勃起不全治療薬を処方する医療機関もございます。当クリニックは心臓専門医が、詳細なリスクを推し量り、安全かつ高いウェルビーイングを達成すべく、可能な限り治療のサポートを致します。既知の心臓病のある方は、病状がわかる資料や検査データをご持参ください。

問診、身体所見から病的要素が疑われたり、元来の持病の情報などにより、安全にED治療薬を活用するために心臓検査(心電図、心臓超音波検査など)や採血検査が必要になる場合がございます。一部保険診療として扱うことが可能な場合があります(1-3割負担)。ご相談ください。

持病がない方も注意が必要です。なぜなら、EDは、動脈硬化の初期症状である可能性があるからです。EDの方、その兆候がある方は一度は動脈硬化症の評価、生活環境、生活習慣も含めた俯瞰的な観点で評価をしてみることが望ましいと考えています。