中枢神経・脳

アルコール

GLP-1受容体作動薬;「代謝薬」から「報酬調整薬」へ

GLP-1受容体作動薬(GLP-1 receptor agonists:GLP-1RAs)が、単なる代謝調節の枠を超え、中枢神経系における報酬行動に与える影響、報酬神経系への作用、特に食行動、嗜癖行動、動機づけにおける役割を体系的に検討しています。
中枢神経・脳

息切れの知覚と脳の役割——予測が呼吸困難を形作るメカニズム

息切れの知覚が単なる生理的要因ではなく、脳の予測モデルと感覚入力の相互作用によって決定されることを示しています。従来の治療(吸入ステロイド、酸素療法など)と組み合わせて認知行動療法や神経フィードバック、環境要因の調整を用いた個別化治療が、慢性的な息切れに対して有効であることが示唆されます。
中枢神経・脳

慢性片頭痛に関する最新レビュー

片頭痛は、世界で最も一般的な神経疾患であり、世界中で10億人以上が罹患し、全世界的な疾病負担ランキング第2位に位置づけられる深刻な健康問題です。最新の研究に基づき、慢性片頭痛の診断、リスク、治療法、メカニズムについて解説します。
中枢神経・脳

アイスホッケー、コンタクトスポーツと慢性外傷性脳症(CTE)

慢性外傷性脳症(CTE)は、繰り返し頭部に衝撃を受けることによって引き起こされる神経変性疾患です。アイスホッケーのみならず、ラグビーやサッカー、アメリカンフットボールなどでもCTEの報告はあり、すべてのコンタクトスポーツに共通する知見とも言えます。
ED

PDE5阻害薬はアルツハイマー病予防の光明か?

加齢とともに誰もが恐れる病気――それがアルツハイマー病(AD)です。物忘れのレベルを超え、生活そのものが崩壊してしまうこの病気は、未だ決定的な治療法が確立されていません。しかし、最近の研究は意外な可能性を示唆しました。それは、勃起不全(ED...
中枢神経・脳

自分の鼓動を強く感じる理由 – 脳と心臓がつながり「内受容感覚(Interoception)」

夜、布団に入った時に自分の鼓動を強く感じ、不安に襲われることがしばしばあります。心配になり医療機関を受診するが、「問題ない」、「正常です」、「気にし過ぎです」、「気のせいです」などとあしらわれてしまうことも。しかし、それでも気になる、心配。...
ポジティブ心理学

現代の「うつ病」は、かつての「鬱病」とは違う

現代社会ではこころが病んで心療内科や精神科に頼っている方が多いことを様々な場面で感じます。街の心療内科は予約でいっぱいです。 獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科(精神科)の教授井原裕先生の著書(1)は興味深いです。 現代社会に蔓延し...
ポジティブ心理学

マインドフルネスの身体的健康効果

マインドフルネスとは マインドフルネスとは「今この瞬間に、余計な判断を加えずに注意を向けて、それをありのままに受け入れる」ことです。 代表的な方法はマインドフルネスストレス低減法(MBSR;Mindfulness Base Stress R...
中枢神経・脳

ヨガ、瞑想で降圧

健康診断で血圧高めと言われた方も少なくないと思います。 まずは、運動や減塩などの食事での対応になります。 また、こんなことも降圧の効果が期待できます。 Blood Pressure Response to Meditation and Yo...
中枢神経・脳

脳の健康、認知症予防のための10項目

誰しも、少しでも長く心身健やかに過ごしたいものです。特に、認知症にはなりたくない!と強く感じている方が多いです。また、若い方も脳のパフォーマンスを上げたい!と考えている方も多いでしょう。 さて、この論文。認知症予防のレビューです。 Prim...