睡眠

肥満を伴う閉塞性睡眠時無呼吸に対する新たな薬物療法:レタトルチド第3相試験(TRIUMPH-1/2-OSA)

肥満と睡眠時無呼吸の密接な連関日中に強い眠気を感じる、起床時に疲労感が残る、あるいは同居者から激しいいびきや呼吸の停止を指摘された経験をお持ちの方は少なくありません。閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は世界で4億人以上が罹患していると推計されてい...
Digital Health

6誘導携帯心電計は12誘導心電図の代わりにST変化、虚血性変化を評価できるのか?

はじめに 動悸を訴える患者さんが、スマートウォッチや携帯型デバイスの画面を提示しながら診察室に入ってくる光景は、もはや珍しいものではなくなりました。手のひらに収まるデバイスでいつでも心電図波形を記録できる時代が到来し、医療従事者だけでなく、...
Digital Health

有酸素運動、筋トレ時の心拍数の測定精度が最も高いのはどれ?Apple Watch・Galaxy・Fitbit・Garmin

はじめに腕に巻かれたスマートウォッチを見つめ、今日の運動で何キロカロリー消費したかを確認したり、トレーニング中の心拍数ゾーンを気にかけたりすることは、いまや日常的な風景となりました。健康管理や運動療法の現場でも、こうしたウェアラブル端末から...
Digital Health

スマートフォンなど単極心電図機能と心房粗動の盲点と秘策

はじめに:手元の「正常」に潜むリスクウェアラブル端末やスマートフォン連動型心電計の普及は、日常診療や在宅管理における不整脈スクリーニングのあり方を根本から変えつつあります。動悸を訴える患者さん自身がその場で記録した1本の単極心電図が、無症候...
Digital Health

スマートウォッチの心電図と6誘導携帯心電計:不整脈診療と波形解析の比較

はじめに手元のスマートウォッチで心電図が記録できる時代になり、動悸を感じたその瞬間に自身の心拍を可視化できるようになりました。しかし、臨床現場や自己管理において「スマートウォッチの1誘導心電図だけで、本当にどこまで正確に不整脈や波形の変化を...
心拍/不整脈

健診の「右脚ブロック」は放っておいてよいのか――一般住民14研究のメタ解析が示した「弱いけれど無視できない」サイン

はじめに 健康診断の心電図で「右脚ブロック(RBBB)」と書かれ、「特に問題ありません」と説明された経験がある方は少なくないと思います。RBBBは一般住民にも比較的よくみられ、健診や日常診療でたまたま見つかることの多い所見です。ただ、長期的...
食事 栄養

魚の骨が食道に刺さり左心房に達した68歳女性

はじめに 誰もが経験する「骨が刺さった」の、その先魚の小骨が喉に引っかかったとき、ご飯を丸ごと飲み込んで押し流す。日本でも中国でも昔から伝わる対処法で、試したことのある方も多いと思います。2026年にJACC: Case Reportsに掲...
食事 栄養

2026年米国心臓病学会科学的声明:栄養素の比率よりも、食品源・栄養の質・加工度が重要

科学的声明の位置づけ米国心臓病学会(ACC)が2026年9月に承認した科学的声明(Scientific Statement)をご紹介します。科学的声明はガイドラインを補完する文書で、エビデンスが新しく発展途上の領域や、データが限られた領域に...
Digital Health

「その動悸、検査では異常なし」に終止符?30日間の症状出現時に記録する6誘導心電図

はじめに日常のふとした瞬間に起こる胸のドキドキや、一瞬目の前が暗くなるようなめまいを自覚した経験はないでしょうか。医療機関を受診して心電図をとり、24時間ホルター心電図をつけてみたものの、「特に異常は見つかりませんでした」と告げられ、胸をな...
Digital Health

スマートウォッチの回復度、エナジースコア、レディネス、ボディバッテリーなどのスコアは信頼できるのか?

はじめに 毎朝目を覚ましたとき、スマートウォッチやスマートリングの画面に表示されるスコアを真っ先に確認する習慣がついていないでしょうか。今日の回復度は78%、ボディバッテリーは残り45、レディネススコアは注意が必要、といった通知を見て、その...