「幸福感及び人生の満足度に関する正の相関」
ポジティブ心理学の第一人者クリストファーピーターソン(故人)は、その著書の中で様々な研究結果に基づき「幸福感及び人生の満足度に関する正の相関」を整理しています。
その中で、強い正の相関を持つものとして次のものを挙げています。
・感謝
・楽観性
・雇用の有無
・性行為の頻度
・ポジティブ感情を抱く時間
・自尊感情
人に対し感謝すること。物事を楽観的に考えること。仕事に携わり、社会に貢献する、社会と接点を持つこと。セックスの頻度。ポジティブな気持ちを抱く時間の割合を多くすること。自分を信じること、自分に価値があると感じること。これらを促すことで、幸福感が上がる可能性があります。これらは、PERMAとかなり重複しています。
幸福度ランキング
国連が発表した2023年世界幸福度ランキングでは日本は47位。
World Happiness Report 2023
The World Happiness Report is a partnership of Gallup, the Oxford Wellbeing Research Centre, the UN Sustainable Developm...
(国内総生産、社会的サポート、健康寿命、社会的自由、寛容さ、汚職、Dystopiaなどの項目で評価されています。)
残念ながら「幸せの国」とは言い難い順位です。
自尊感情
先に挙げた項目で、気になるものの1つは、自尊感情。
日本人の若者の自尊感情は国際的に最低レベルとのデータがあります(内閣府)。
性行為の頻度、満足度
もう1つは、性行為の頻度。こちらに関しても、国際的に最低レベルです(Durex社調査)。
ちなみに、頻度だけでなく、満足度も低いです。
これらも、日本の幸福度の低さに関連しているのかもしれません。後者の性行為に関しては、とかく日本では話題にするのもタブーな雰囲気がありますので、もっとオープンに語り合っても良いのだと思います。
一助になりうる?
男性目線から、自信を持つ、性行為を少しでも積極的に、という意味ではこれが一助になり得るかもしれません。動画をご覧ください。