文明や医療の発展等で寿命は延び、人生100年時代です。
しかし人間の身体はそれほどの長寿を想定していない造りです。
100年時代で、大きな問題の1つは足腰をはじめとする筋骨格系です。
内科系の慢性疾患で医療機関に通院するご高齢の方のもっとも大きな問題は、膝痛や腰痛だったりします。
どうしても、60年、70年、80年、、、身体を使っていると、経年劣化してきます。
現在の人間としての身体的ポテンシャルを100年もの間、効果的、効率的に活用するためにはどうしたらよいのでしょうか。
最近、ピラティスをしていて、強く思うことは、正しい姿勢や動かし方を意識することの重要性です。
癖のある姿勢で長年生活していると腰が痛くなります。
癖のある歩き方で長年歩いていると膝が痛くなります。
正しい立ち方
正しい座り方
正しい歩き方
正しい走り方
若い年代から、人間として自然な、正しい姿勢、動き方を学び、それに応じて活動することで、消耗品である身体への負担は最小限になると思うのです。
幼少時から、フィジカルトレーナーについたり、ヨガやピラティスを学んだり、自分の姿勢や動き方に敏感になる習慣が育まれると、怪我も少なくなるし、成人後の身体的な問題も生じにくくなるのではないかと思うのです。
義務教育に組み入れられれば良いのに、と思います。