当クリニックでもFacebookやInstagram、X(旧Twitter)のアカウントがあります。あまり更新していませんが(苦笑)。
現代においては、SNS(Social Networking Service)は連絡手段やあるいは情報発信、情報収拾手段として、我々にとってもはや欠かせないものとなっています。
しかし、その一方で、負の一面も生じてきています。
例えば、この論文。
Is social network site usage related to depression? A meta-analysis of Facebook-depression relations.
SNSに費やす時間の長さとチェックする頻度が鬱病と関連していることを指摘しています。
また、SNSにアップされる情報や他者の姿を自分と比較すること(社会的比較(social comparison))は更に強く鬱病と関連しています。
”Facebook depression phenomenon”なる言葉もあるようです。
自分もSNSを利用しますが、上記の結果はとても理解できます。
SNSとの付き合いは、ほどほどが良さそうですね。
【参考文献】
Yoon S, Kleinman M, Mertz J, Brannick M. Is social network site usage related to depression? A meta-analysis of Facebook-depression relations. J Affect Disord. 2019 Apr 1;248:65-72. doi: 10.1016/j.jad.2019.01.026. Epub 2019 Jan 27. PMID: 30711871.