自分を知るヒントとしてのスマートウォッチ

Digital Health

人はストレスを感じた時には心拍数が上がります。

仕事がうまく行かない時。
残務が山積みな時。
ミスをしてしまった時。
人前でプレゼンをする時。
苦手な人とコミュニケーションを図る時。

ストレスは、自覚できることもありますが、自分ではあまり意識していないストレスもあります。

例えば、ごくごく当たり前の毎日の通勤。
自分で考えている以上に心身のストレスになっていたりします。
当たり前すぎて意識はしていなかったけれど、電車に乗ると動悸がするなどという身体的反応が出て初めて気づいたりすることもあります。

無意識なストレス、意外と多いのではないかと思うのです。

身体は正直です。

特に、随意的ではない自律神経の反応は正直です。
無意識であっても、ストレスを感じると交感神経が亢進します。
それを簡便に、それでいて敏感に捉える1つの方法が心拍数です。
スマートウォッチで自分の心拍数をトラッキングすることで、自分のストレスを客観的に評価するヒントになります。

あの上司と会話する時には心拍数が上がっている。
あの会議の時はいつも心拍数が上がっている。
満員電車に乗るときは心拍数が上がっている。

自分のことを振り返ったり、内省するような時間が持てないほど、慌ただしく時が流れていく現代。
自分のことを知ることが未だかつてないくらいに難しく、そして大事な時代なのだと思います。
自分を知るヒントとして、スマートウォッチでの客観的パラメータのモニタリングは重要だと思うのです。

スマートウォッチは、言わば、自分を見つめる鏡のようなものです。

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