Digital Health

安静時心拍数が速すぎることは良いことではない

身体の大きい動物ほど寿命は長くなり、安静時心拍数は遅くなる 研究者本川達雄先生によると、多くの動物のデータを調べてみると、動物の寿命は体重の1/4乗に,安静時心拍数は体重の-1/4乗に比例するそうです。 つまり、身体の大きい動物ほど寿命は長...
ポジティブ心理学

PERMAこそ究極の予防医療

昔は多くなかったけれど、現代になって増えた病気がたくさんあります。 頭痛や易疲労など、いわゆる不定愁訴的なもの。 例えば、糖尿病、高血圧、高脂血症、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病。 腰痛や肩こり。 メンタル不調。 花粉症、アトピー性皮膚炎...
ポジティブ心理学

PERMAの一例

以前、ウェルビーイング、幸せのフレームワークPERMAについて触れました。 その上で、この映像をご覧ください。 色々と意見はあるかもしれませんが、細かいことはさておき、この女性の生き様に焦点を当てます。 この方こそ、PERMAな生き方だと思...
ポジティブ心理学

日本の幸福度をあげるには?

「幸福感及び人生の満足度に関する正の相関」 ポジティブ心理学の第一人者クリストファーピーターソン(故人)は、その著書の中で様々な研究結果に基づき「幸福感及び人生の満足度に関する正の相関」を整理しています。 その中で、強い正の相関を持つものと...
医療全般

人間が健康に生きる(早期死亡を予防する)ための医師の役割とは?

現在の多くの医療機関の外来診療は混雑を極め、いわゆる「3分診療」です。 しかし、本来の医療とは、患者と医師の対話が重要であり、患者の詳細な生活環境や行動様式、人間関係、思考パターン、価値観、生きがいなどの情報を共有することで、その人に本当に...
Digital Health

動悸(ドキドキ感)を感じる人のアップルウォッチ活用法

ドキドキするような「動悸」は、それが生じている最中の心電図を記録することが極めて重要です。 (「動悸」のみならず、胸が苦しい、痛い、息苦しい、という状況でも応用できます) 「動悸」などの症状を感じたら、すぐに ① アップルウォッチの心電図ア...
Digital Health

アップルウォッチで心電図

Apple Watchアップルウォッチは心電図機能を有しています。Apple watchを使っている方でも、意外と活用している人は少ない印象です。循環器内科医的にはとても勿体なく思います。まあ、動悸など無症状の人は使うチャンスは確かにないの...
アルコール

晩酌習慣は一杯でも心房細動リスクをあげる

心房細動は非常によくある不整脈の1つです。年齢と共に罹患率が上がりますので高齢化社会の現代ではコモンディジーズとして捉えられています。 心房細動の問題点は、心不全や脳卒中を助長し生命予後やQOLを低下させ、本人のみならず周囲への影響も大きい...
ポジティブ心理学

ストレスは我々の内側から湧いてくる

大前提:外的ストレスは極力排除しよう 食事、身体活動、睡眠を整えて、ストレスを回避すれば7割方病気にならないと思っています。そのうちの「ストレス」についての話題です。 先日、ストレスの身体的影響についての記事を書いたように、過度なストレスは...
ポジティブ心理学

心理的因子が身体的な影響を及ぼすメカニズムは?

ストレスやネガティブ感情が身体に悪影響を及ぼし、そしてポジティブな心理的因子が身体に好影響を及ぼすと言うことを最近書きました。 どのようなメカニズムで、心理的因子が身体的に影響を及ぼすのでしょうか?今回もCirculation誌の総説( C...