心拍/不整脈

心拍/不整脈

植え込み型除細動器(ICD)とその進歩

イタリアプロサッカーリーグ、セリエAのフィオレンティーナ所属のボーヴェ選手(22)が試合中に心停止となりました。幸い救命されましたが、今後は除去可能なICD(植え込み型除細動器)の手術を受ける見込みと報道されています。突然の心停止は、誰にと...
Digital Health

スマートウォッチによる心房細動検出:進化するアルゴリズム

はじめに スマートウォッチ(SW)は近年、日常的な健康モニタリングを変革する可能性を秘めたデバイスとして注目を集めています。特に、Apple Watchをはじめとするウェアラブルデバイスは、単一誘導心電図(SL-ECG)機能を搭載し、心房細...
Digital Health

スマートウォッチによる心房細動検出:5つの製品の比較

近年、スマートウォッチや携帯型デバイスが日常生活の一部となり、その中でも心臓のリズム異常、特に心房細動(Atrial Fibrillation, AF)の早期発見を目的とした機能が注目を集めています。この機能は、特に脳卒中のリスクを軽減する...
心拍/不整脈

不整脈治療を変革する新技術

不整脈の治療はこの数十年で驚くべき進化を遂げました。以下では、最近登場した主な技術を取り上げ、その特徴とメリットを簡単に解説します。 リードレスペースメーカー( leadless pacemakers) 特徴: 心臓内に直接装着される小型デ...
心拍/不整脈

気になる鼓動、、、それは小さな指揮者「洞房結節」の巧妙な調整かもしれない

ドキドキしたり、バクバクしたり、なんだか心臓が変な感じがすること、ありませんか?特に静かにしているときに「ドクン…ドクン」と心臓の音がいつもより強く聞こえると、「これって何かの病気?」と不安になるものです。いざ、病院を受診しても、「問題あり...
中枢神経・脳

自分の鼓動を強く感じる理由 – 脳と心臓がつながり「内受容感覚(Interoception)」

夜、布団に入った時に自分の鼓動を強く感じ、不安に襲われることがしばしばあります。心配になり医療機関を受診するが、「問題ない」、「正常です」、「気にし過ぎです」、「気のせいです」などとあしらわれてしまうことも。しかし、それでも気になる、心配。...
Digital Health

心房細動と睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と心房細動(AF)の関係は、非常に深いものであることが明らかになっています。この記事では、SASが心房細動を引き起こしやすくするメカニズムと、その対策について解説します。 睡眠時無呼吸症候群とは? 睡眠時無呼吸症...
ポジティブ心理学

乗り心地の良いベンツ、居心地の良いクリニック

世界を代表する自動車メーカーのベンツ。ベンツは運転手の心拍数をモニタリングしているそうです。愛車としてベンツをお乗りの方に伺いました。 運転手の心拍数がなるべく上がらない、つまり穏やかに、リラックスして運転できるような機能、デザイン、乗り心...
Digital Health

安静時心拍数とその変化と心臓病リスク

安静時心拍数が死亡リスクと相関があるという話はこのブログでもなんども話しています。 例えば、 さて、今回は、スウェーデンからの報告です。スウェーデンの1943年生まれの男性を無作為抽出、798人が対象。1993年、2003年、2013年に安...
Digital Health

自分を知るヒントとしてのスマートウォッチ

人はストレスを感じた時には心拍数が上がります。 仕事がうまく行かない時。残務が山積みな時。ミスをしてしまった時。人前でプレゼンをする時。苦手な人とコミュニケーションを図る時。 ストレスは、自覚できることもありますが、自分ではあまり意識してい...