心拍/不整脈

心拍/不整脈

高齢者の安静時心拍数は遅くて良いの?

安静時心拍数が遅い方が死亡リスクが低いという話はこれまでなんども出てきました。 例えば、このリンク。 (成人の範囲で)年齢は関係ないのですか?という質問を頂きました。 高齢者の安静時心拍数 例えば、高齢者の場合はどうなのでしょうか? ヒント...
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安静にしているのに心拍数が100-150/分くらいの場合

安静時心拍数>150/分など極端に速い場合は「不整脈」の可能性 安静時心拍(脈拍とほぼ同義です)が極端に速い、例えば150/分を超えるような場合は、いわゆる「不整脈」が疑われます。 「不整脈」は心臓の電気回路(刺激伝導系)の異常で生じます。...
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心拍数が極端に速かった場合の対応

スマートウォッチなどで自分の心拍数が容易に観察できるようになりました。 ご自身の心拍数が極端に速かったらどうすれば良いでしょう。 「頻拍性不整脈」を疑うケース 例えば、特に運動をしたり、過度のストレスを受けていないにも関わらず心拍数150回...
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心拍数が遅い場合の対応

スマートウォッチや、あるいはご自身ので検脈で心拍が極端に遅かった(「徐脈」と言います)場合はどうすれば良いのでしょうか。 脈が遅い(徐脈)とは 一般的には心拍数50/分未満ですと「遅い」と表現する場合が多いですが、病的で問題となる可能性があ...
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心房細動、心房粗動の心拍数をスマートウォッチは正しく検知できるか?

不整脈にも色々な種類があります。 上室性頻拍(心臓の上の方からでる不整脈)で代表的なのは以下の3つです。 ・発作性上室性頻拍・心房粗動・心房細動 発作性上室性頻拍が発症した時のスマートウォッチの心拍カウントの精度は先日書きました。 それでは...
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スマートウォッチは200/分を超える心拍数を正しく感知できるのか?

よくある頻拍性不整脈  比較的若い人にも生じる不整脈に「発作性上室性頻拍(PSVT)」があります。 PSVTの中にも種類は色々あるのですが、総じてざっくり言うと、規則正しいリズムの頻拍です。「規則正しい」点が、心房細動(不規則、バラバラ)と...
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スマートウォッチによる心拍数測定の精度

心拍数は心身の健康の有用な指標の1つです。 しかし、そもそもアップルウォッチなどのスマートウォッチで測定される心拍数は正確なのでしょうか? Mhealth Uhealth. 2019 Mar 11;7(3):e10828.Accuracy ...
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効果的に安静時心拍数を下げる運動は?

安静時心拍数が高いほど、死亡リスクが高い 安静時心拍数が高いほど、死亡リスクが高いという話を以前しました。 安静時心拍数を下げる方法の1つが、運動 安静時心拍数を下げる方法の1つが運動です。 運動といってもいろいろあります。 ・持久トレーニ...
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高い安静時心拍数と関連する病気

下記記事でご紹介した2016年に発表されたメタ解析()では、 安静時心拍数が45/分から10/分上がる毎に、死亡リスクが9%上がる、という結果でした。このメタ解析は46の研究を元にしていました。 2017年にも、また新たなメタ解析論文が出て...
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犬と人も心拍数のparallelism

人と人、人と馬の”parallelism” 以前に、人と人、人と馬の心拍数が同じように推移する”parallelism”の話題に触れました。 人と犬の"parallelism" さて、こちらの文献にも人と犬のparallelismの記載があ...