心臓血管

睡眠と心血管健康2025 ;予防医療における新たな潮流

睡眠は、人間の基本的な要素であり、心血管疾患(CVD)のリスクに大きな影響を与えることが明らかになってきました。2022年、アメリカ心臓協会(AHA)は「Life’s Essential 8」に睡眠時間を加え、成人が1日7~9時間の睡眠を目指すことを正式に推奨しました。
心拍/不整脈

カテーテルアブレーションによる心房細動進行抑制効果

心房細動(Atrial Fibrillation:AF)患者数は5,300万人に上り、年間34万人がAF関連死に至っています。発作性AF(7日未満で自然停止)から持続性AF(7日以上持続)への進展は、早期死亡率リスク上昇をもたらし生活の質(QOL)にも深刻な影響を及ぼします。
消化器科

心臓血管疾患リスクを高める便秘、超音波を活用した管理方法

はじめに 慢性便秘は、世界の成人の16%以上が抱える消化器疾患です。特に高齢者ではその割合が上昇し、60歳以上では33%、介護施設入居者では50%を超えるとも言われています。便秘という言葉からは、単なる不快感や日常的な困りごとというイメージ...
ポジティブ心理学

スイーツとウェルビーイング「スーパー・コンビニ スイーツ白書2025」

甘いものを口にした瞬間の幸福感。それは単なる嗜好品としての喜びにとどまらず、食行動が直接、私たちの脳や身体に働きかける生理現象でもあります。株式会社モンテール「スーパー・コンビニ スイーツ白書2025」は、スイーツ消費と幸福感(ウェルビーイング)に迫ったものです。
医療全般

がん患者における肺塞栓症関連死亡率の増加

がん診療において「血栓症リスク」は、もはや周知の事実です。特に肺塞栓症(PE: Pulmonary Embolism)は、がん患者における主要死因のひとつであり、診断や治療の進歩とともに、その疫学的動向にも大きな変化が生じています。
アルコール

日本人におけるアルコール摂取と2型糖尿病発症リスク

日本人を対象に、アルコール摂取とT2D発症リスクを検討した研究です。日本人では、「糖尿病予備群×多量飲酒×男性」という組み合わせが非常にリスクの高いグループである
耳鼻咽喉科関連

味覚低下と死亡リスク

米国の国民健康・栄養調査(NHANES)データを活用し、25歳以降の味覚機能の主観的な低下と、その後の全死亡率との関連を前向きに検討した報告です。味覚低下が単なる加齢現象ではなく、重要な死亡リスクマーカーになり得ることを示した
医療全般

外傷性心停止に対する院外蘇生開胸術

ロンドンで実施された601例の院外蘇生開胸術(prehospital resuscitative thoracotomy: RT)症例を解析し、外傷性心停止(traumatic cardiac arrest: TCA)に対するRTのデータを提供しています。
呼吸

2型糖尿病患者における血糖降下薬と併存する慢性閉塞性肺疾患(COPD)との関連 

2型糖尿病(T2D)と慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、相互に影響し合い、互いの転帰を悪化させます。SGLT-2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬それぞれのCOPD増悪リスクへの影響を検討しています。
心臓血管

仰臥位高血圧と心血管リスク

高血圧診療において、「座位血圧」が最も重要な評価項目とされてきた。しかし、近年「体位変化に伴う血圧変動」への関心が高まり、特に夜間や臥位(supine)での血圧上昇が、心血管リスクを独立して予測するということを示唆した論文。